プロジェクトX:「地上の星」編
サントリー缶コーヒー「レインボーマウンテン」のCM。宇宙人ジョーンズの地球探査報告。
第16弾は「地上の星」編だ。
サントリーの公式ページでも「地上の星」編といっているが、「プロジェクトX」編と言った方がいいのではないだろうか。
中島みゆきの「地上の星」がバックに流れるCMであるが、はっきり言って、NHKの番組「プロジェクトX」のパクリである。
今回の場面設定は、まるで黒部峡谷のトンネル工事のような、あるトンネル工事の現場である。
宇宙人ジョーンズは、現場で働く作業員である。
そして今回のゲストは、現場監督の役をする、大杉漣が出演している。
まず初めのジョーンズのナレーションでは
「この惑星の住人は、川を見れば橋を架け、山を見ればトンネルを掘る。いったいどこへ向かおうとしているのだろうか。」
高度成長のため、自然を破壊していった日本の姿に対する、風刺が感じ取れる。
必ず出てくる、ジョーンズの超人間的な宇宙人らしさも、きちんと盛り込まれている。
最後に、トンネル工事の開通となる記念すべき発破のボタンをジョーンズが押すこととなる。
そこでジョーンズは 「だが、この惑星の達成感はくせになる。」
と報告し、名曲「地上の星」をバックに、バンザイとともに涙するのである。
宇宙人ジョーンズは、NHK総合で放送された「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」を見て、涙した男達と同じ感情をもっているのではないだろうか。
いつの間にか、現代の日本を支える日本人になってきているようである。